「床に入ってから寝付くまでに時間がかかる」「夜中に良く目が覚めてしまう」「グッスリと眠った気がしない」など、不眠の症状はとても辛いですよね。
この不眠の症状を自然に解消したい方には、ラクティウムと呼ばれる成分の摂取が効果的です。
ラクティウムは世界的に認められている機能成分で、不眠に対して高い安眠効果を持ち合わせているためです。
ここではラクティウムのおすすめの摂取方法や、副作用のリスクについてもまとめました。
目次
ラクティウムの摂取で得られる3つの効果や効能
ラクティウムは、「赤ちゃんが母乳を飲むとなぜ安らぐのか？」という疑問から研究開発された成分です。
様々な研究や開発が進められて、特定のペプチド（デカペプチド）が乳タンパク質を加水分解した際にラクティウムが発生することが分かりました。
フランスや韓国では、ストレスによる緊張を和らげてくれる成分としても注目を集めていますよ。
以下ではラクティウムの効果や効能を詳しくまとめていますので、具体的な効果についてぜひチェックしておきましょう。
睡眠障害の症状を和らげる
ラクティウムには睡眠障害の症状を和らげる効果が見込めるため、不眠で悩んでいる方に適した成分です。
入眠困難や睡眠困難などの不眠症の症状を訴える44人の被験者に150㎎のラクティウムを4週間に渡って投与したところ、次のような結果が出ました。
＜ラクティウムが増加させた点＞
睡眠の質：＋30.6％
睡眠時間：＋25％
睡眠効率：＋73.1％
＜ラクティウムが減少させた点＞
寝入るまでの時間：－25.1％
睡眠障害：－38.1％
日中機能不全：－21.1％
出典：ストレスを緩和する、天然リラックスペプチド「Lactium」
この臨床試験の結果により、ラクティウムの摂取で快眠を得られることがよく分かります。
睡眠時間が長くなれば熟眠感を得られるため、「途中で何度も目覚めてしまう・・・」「寝ても眠ったような気がしない・・・」といった症状の改善に繋がるのです。
寝不足の症状が長期間に渡って続くと、様々な体調不良の恐れがあります。
・日中に眠くなって本来のパフォーマンスを発揮できなくなる
・注意力が散漫になってケアレスミスが起こる
・傷付いた細胞の修復ができなくなって疲れが取れにくくなる
・食欲を刺激するホルモンの分泌量が増えて太りやすくなる
日々の睡眠で身体の疲れを取り除くに当たり、単純に睡眠時間が長ければOKというわけではありません。
睡眠時間をしっかりと確保していても、睡眠の質が悪いと眠った気がしなくなりますので、ラクティウムを摂取してみてください。
ストレスを軽減してリラックスを促す
ラクティウムは睡眠の質を改善するとともに、ストレスを軽減してリラックスを促す効果も持ち合わせています。
52人の被験者に1日150㎎のラクティウムを投与したところ、ストレスによる平均血圧の上がり幅が22％も抑えられたことが分かりました。
なぜラクティウムにストレスを軽減する効果があるのか、具体的なメカニズムを見ていきましょう。
①ラクティウムを摂取するとストレスホルモンの血中コルチゾールが低下する
②血圧が安定してストレスがだんだんと緩和していく
③リラックス効果が高まると自律神経が安定して熟睡できるようになる
ミルクを飲んだ赤ちゃんがリラックスして深い眠りに入るのは、タンパク質やカゼインが酵素のトリプシンで加水分解されてデカペプチドが生成されるためです。
しかし、大人に成長するとタンパク質を分解するトリプシンはペプシンに変わるため、デカペプチドが生成されにくくなります。
大人になってもデカペプチドのリラックス効果を実感できるように開発されたのがラクティウムです。
私たちは日常生活の中で人間関係や経済的問題など様々なストレスを受けていますので、「ストレスが溜まる」⇒「眠りに悪影響が及ぶ」という状態を防ぐ目的でリラックスを促してくれるラクティウムが役立ちますよ。
ダイエット効果を高めて肥満やメタボを予防する
眠りの質を改善して不眠の症状を和らげるために、サプリメントでラクティウムを摂取している方は少なくありません。
しかし、ラクティウムは肥満やメタボを予防する効能も同時に持ち合わせています。
ラクティウムがダイエットのサポートに繋がるのは、ストレスを軽減してくれるのが大きな理由ですね。
精神的なストレスは太る原因の一つで、詳しいメカニズムについてまとめてみました。
・神経伝達物質のドーパミンが分泌されて、摂食中枢に働きかけて食欲が増大する
・満腹中枢を刺激して食欲を抑える作用を持つレプチンの働きが鈍くなる
・イライラを抑えきれないと身体がエネルギーを溜め込みやすい状態になる
「頑張ってダイエットをしているのに中々痩せない・・・」という女性は、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでいる可能性があります。
この状態ではいつまで経っても痩せることはできませんので、肥満やメタボを予防して理想の体型をキープしたいのであれば、ストレス軽減作用を持つラクティウムを摂取すべきです。
ラクティウムのおすすめ摂取方法
ラクティウムは世界的に認められている機能性成分で、一部の健康補助食品（サプリメント）にしか配合されていません。
食べ物からラクティウムを摂取するのは難しいため、サプリメントの利用がおすすめです。
ラクティウムを含んでいるサプリメントを飲めば、「睡眠の質を改善する」「ストレスを軽減する」といった効果で快眠を得ることができますよ。
「中々眠れないのであれば睡眠薬を服用すれば良いのでは？」と考えている方はいませんか？
確かに、睡眠薬や睡眠導入薬には強制的に眠りを促す作用がありますが、次のリスクやデメリットがあります。
・医薬品の力で強制的に眠らせているに過ぎない（睡眠の質が改善されているわけではない）
・「倦怠感」「ふらつき」「日中の眠気」などの副作用が引き起こされやすい
・長期間に渡って服用していると、だんだんと身体が慣れて効き目が弱くなる
身体に負担をかけることなく良質な睡眠を手に入れたい方は、ラクティウムを含むサプリメントを飲んでみてください。
ラクティウムに副作用のリスクはある？
上記でも説明した通り、睡眠薬には副作用のリスクがあります。
しかし、ラクティウムは機能性表示食品として特許を獲得している安全性の高い成分ですので、副作用のリスクは極めて低いものと言えます。
身体に刺激やダメージを与えることなく、自然な形で睡眠の質を改善できるのがラクティウムのメリットですね。
サプリメントの1日の目安摂取量さえ守っていれば、「ラクティウムで副作用が出るかも？」といった心配は過度になさらずとも大丈夫です。
ラクティウムを含んでいるサプリメントは、製品によって「1日に○粒が目安」と摂取量が決められています。
目安を守らずに過剰摂取しても、比例した効果を得ることはできません。
ラクティウムの効果を実感するには焦らずに長く継続することが大事ですので、1日の目安量はきちんと守ってください。
まとめ
「中々寝付けない」「眠りが浅い」といった睡眠に関する悩みを抱えている方に、機能性成分のラクティウムが実に効果的です。
毎日の生活でラクティウムを取り入れると、「睡眠の質が改善されて快眠を得られる」「日常生活で溜まるストレスが軽減する」といった効能を得ることができますよ。
副作用のリスクのない安全性の高い成分ですので、ラクティウムを含むサプリメントを探してみましょう。
