「自分は将来認知症になるのでは?」「認知症の家族の介護が大変」といった悩みは誰もが持つもので尽きることはありません。
プラズマローゲンは、アルツハイマー型認知症の改善や予防の効果が期待できると世界で初めて証明された成分です。
九州大学名誉教授を座長を始めとする研究チームは、プラズマローゲンの臨床試験の研究成果を発表しました。
このページではプラズマローゲンの摂取で期待できる具体的な効果や効能、おすすめの摂取方法についてまとめています。
プラズマローゲンで得られる3つの効果や効能
加齢によって引き起こされる症状や病気は様々で、いつ発症するのかは正確に分かりません。
加齢による病気の中でも認知症は代表的で、九州大学名誉教授の座長である藤野武彦医師と研究チームが世界で初めてアルツハイマー型認知症の改善や予防の効果が期待できるプラズマローゲンの研究成果を証明しています。
認知症の改善や予防が期待できる成分として、プラズマローゲンがテレビで紹介されて話題になりました。
そもそも、認知症がどのような病気なのか症状発見のきっかけ例を幾つか見ていきましょう。
物忘れ:「同じ話を繰り返す」「同じ物を不要に何度も買う」「鍵や財布を失くす」「家族や友人との約束をすっぽかす」
理解力や判断速度の低下:「買い物で小銭があってもお札で支払う」「周囲の会話速度についていけなくなる」
集中力や作業能力の低下:「読書好きの人が本を読まなくなる」「料理や掃除などの家事を途中で放棄する」
精神的な症状:「楽しみだった趣味や活動にやる気が湧かなくなる」「人付き合いやコミュニケーションを避けるようになる」
認知症を発症している本人にとってこれらの症状はとても辛く、自覚症状がなくても「おかしい?」「何か変だ?」と漠然と強い不安や混乱を感じることもありますね。
以下では、プラズマローゲンの摂取で期待できる3つの効果や効能について詳しくまとめてみました。
記憶力や周辺症状の改善が期待できる
認知症の中でも、「うっかりしていた」「物忘れが酷い」という症状で悩んでいる方は少なくありません。
2012年の厚生労働省の調べによると、65歳以上の高齢者の4人~5人に1人が認知症とその予備軍だとデータが出ています。
記憶力や周辺症状を改善するに当たり、プラズマローゲンが期待できる新成分です。
そもそも、プラズマローゲンとは高い抗酸化作用を持った脂質の中のリン脂質で、私たちの身体の中にも存在していますね。
なぜプラズマローゲンがアルツハイマー型認知症の改善をサポートしてくれるのか、藤野武彦医師らが実施した実験結果を見ていきましょう。
①60歳~85歳の軽度ADと軽度認知障害(MCI)の328人を対象に臨床試験を行った
②プラズマローゲンを含む食品を与えるグループとプラセボを与えるグループの2つに分けた
③プラズマローゲンを与えたグループでは、記憶力を調べる検査のWMS-Rウエクスラー記憶検査の結果が改善した
④重度ADを対象にしたオープン試験では、幻覚や抑うつなどの症状が約3割改善した
参考:https://info.ninchisho.net/archives/22212
サプリメントはエビデンス(科学的根拠)に乏しいものの、プラズマローゲンが認知症の症状に働きかけてくれるのは紛れもない事実です。
脳疲労を予防する
新成分のプラズマローゲンは、脳疲労の予防をサポートする効果や効能も持ち合わせています。
脳疲労とは簡単に説明すると脳が疲れた状態で、考えられる原因は次の3つです。
・加齢によって脳の機能が低下している
・インターネットの普及で入ってくる情報が多すぎる
・ストレスで自律神経が乱れている
プラズマローゲンを開発した藤野武彦医師は、認知症の原因は脳疲労だと提唱していました。
確かに、日常生活の中で脳がストレスを受けて疲れると、「意欲や思考が低下する」「不眠や不安感に繋がる」といった症状に繋がりやすいのです。
ここでは、プラズマローゲンの摂取で脳疲労が和らぐ理由を幾つか挙げてみました。
・高い抗酸化作用で自分自身が酸化物質に酸化される
・脳神経細胞の作用活性化を促したり増強したりする
・体内で発生する炎症性物質の抑制を図る
脳が酸化すると脳疲労を引き起こして認知症を中心とする病気の確率が上がりやすいため、高い抗酸化作用を持つプラズマローゲンが役立ちます。
前頭前野に良い作用を与える
前頭前野とは思考や創造性を担う脳の最高中枢で、人間らしさや感情をコントロールしています。
おでこの後ろにある前頭葉の中に位置し、脳の活動性の調節に重要な役割を果たしているのが特徴です。
この前頭前野に良い作用が期待できると、プラズマローゲンは臨床試験で結果が出ました。
具体的にプラズマローゲンのアルツハイマー型認知症患者への臨床試験結果を見ていきましょう。
①DHAとEPAを結合された形で持つホタテ・プラズマローゲンを経口投与した
②認知機能テストのMMSEの変化をチェックした
③5割の患者さんで顕著な改善が見られた
④残りの患者さんは現状維持で症状の悪化を食い止めることができた
参考:https://pls.jp/pls
アルツハイマー型認知症の患者さんにプラズマローゲンを投与し、「本を読むようになった」「片付けができるようになった」といった効果や効能が出たと報告している方もいますよ。
客観的なMMSEの結果は良くなっていますので、今後も認知症の治療でプラズマローゲンが注目を集めるのではないでしょうか。
プラズマローゲンがおすすめの人
どのような人にプラズマローゲンがおすすめなのか、幾つかの目安を挙げてみました。
・アルツハイマー型認知症を発症しないように未然に予防したい
・認知症を患っている家族の症状を少しでも和らげたい
・身体の内側から気持ちを若返らせて元気良く生活を送りたい
・イチョウ葉を含むサプリメントを飲んでもあまり変化を実感できなかった
プラズマローゲンは医薬品ではありませんので、100%確実な効果は期待できません。
しかし、アルツハイマー型認知症の症状を和らげる臨床試験の結果は確かに出ていますので、「記憶障害を和らげたい」「脳疲労を予防したい」という方はプラズマローゲンを試してみてください。
プラズマローゲンのおすすめの摂取方法
「一体プラズマローゲンはどのように摂取すれば良いの?」と疑問を抱えている方はいませんか?
プラズマローゲンを開発した藤野武彦医師は、サプリメントとして実用化することを発表しました。
もし医薬品として認知症の患者さんに提供すると仮定すると、「基礎研究」「臨床試験」「承認申請」などあらゆる段階や手続きが必要で、日本での新薬の開発は200億円程度もかかりますね。
しかも、世に出回るまでには10年間という長い歳月がかかりますので、団塊の世代が認知症になった際にその対策として間に合いません。
だからこそ手軽にプラズマローゲンを摂取できるように、サプリメントとして開発しているわけです。
「サプリメントは怪しい・・・」とイメージしている方はいますが、プラズマローゲンは医療機関の利用を中心にする予定ですので安心しましょう。
まとめ
医師によって開発された成分のプラズマローゲンは、「記憶力を改善する」「脳疲労を和らげる」「前頭前野に良い作用を与える」といった様々な効果や効能が期待できます。
アルツハイマー型認知症に働きかける成分としては、プラズマローゲンが世界で初めてですね。
サプリメントとして手軽に摂取できますので、認知症の症状でお悩みの方は是非一度プラズマローゲンを試してみてください。