仕事や日常生活のなかで、「足のむくみが取れない」「足がむくんでつってしまった」なんて経験ありませんか?
そんな方は、血管を強化して滞った血流を促す効果が期待できる赤ブドウ葉エキスがおすすめ成分のひとつ。
赤ブドウ葉エキスを摂取することにより、足のむくみを緩和して快適な生活をサポートしてくれます。
この記事では赤ブドウ葉エキスの詳しい効果や効能、おすすめの摂取方法についてまとめました。
赤ブドウ葉エキスで得られる効果や効能
近年では、赤ブドウ葉エキスを含むOTC医薬品(※医師の処方箋がなくとも買える医薬品)やサプリメントが登場しました。
赤ブドウ葉エキスとはハーブの一種である赤ブドウの葉から抽出されるエキスで、西洋ハーブ医薬品として日本では初めて有効成分として承認されています。
赤ブドウ葉エキスの摂取で期待できる効果は、血流改善作用による足のむくみやだるさの改善です。
この成分は下肢静脈からの水分の漏れを防ぐシーリング作用や血小板凝集抑制作用を持ち合わせているため、日常生活で悩まされることの多い足のむくみを緩和してくれます。
具体的に赤ブドウ葉エキスの摂取でどのような症状を和らげてくれるのか見ていきましょう。
・軽度の静脈還流障害の緩和
・ふくらはぎや足首のむくみの改善
・むくみに伴う足のだるさや重さ
・足の疲れやつっぱり感の軽減
「夕方になると足がむくんでだるさも感じる・・・」といった悩みは女性に多く見られます。
足がむくむとブーツや靴が履きにくくなりますし、仕事による疲れも溜まりやすくなりますよね。
しかし、赤ブドウ葉由来ポリフェノールを含む赤ブドウ葉エキスを摂取すると、夕方の足のむくみを和らげる効能が期待できるわけです。
そもそも、なぜ足がむくんでしまうのか、考えられる原因を幾つか挙げてみました。
・水分や塩分の過剰摂取で身体の中に必要以上に蓄積されている
・運動不足で下半身の血液を戻す働きが弱くなっている
・長時間に渡る立ち仕事で血液や水分が足の方に溜まってしまう
・過度の食事制限によるダイエットで、ふくらはぎの筋肉が衰えている
・過度の飲酒で身体が水分を失って血液の濃度が高まっている
塩分の過剰摂取や運動不足など、足のむくみは日常生活に原因が潜んでいます。
中でも女性は男性と比べて元々筋肉量が少なく、更に理想の体型をキープする目的でダイエットを継続して栄養不足の状態が続いていると、余計にむくみやすい体質になりやすいので悩みどころ。
軽度の静脈還流障害による足のむくみであれば、赤ブドウ葉エキスの摂取で症状を和らげることができます。
もちろん、赤ブドウ葉エキスだけで劇的な効果や効能は期待できませんので、「適度にストレッチをする」「入浴で血流を促す」「カリウムなどのミネラルを摂取する」といった方法で足のむくみを和らげる努力も行ってみましょう。
赤ブドウ葉エキスの効果が出ない足のむくみは?
赤ブドウ葉エキスは、全ての原因による足のむくみに効き目があるわけではありません。
血小板凝集抑制作用で血液の流れを促す効果が期待できるのは事実ですが、下記のように病気が原因の足のむくみには別の対処が必要です。
・長時間に渡って同じ姿勢を取り続けることで、足の静脈に血栓が形成される「深部静脈血栓症」
・全身に血液を送り出す心臓のポンプ機能が低下して、足のむくみや息切れが起こる「心不全」
・本来であれば尿として排出される水分や老廃物が体内に留まる「腎不全・肝不全」
・甲状腺ホルモンの分泌量が低下して身体のむくみや倦怠感といった症状が続く「甲状腺機能低下症」
・皮膚の浅い部分にある皮下脂肪が細菌に感染して腫れあがる「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」
病気が引き金になっている場合、赤ブドウ葉エキスを含むサプリメントでは和らげることができません。
赤ブドウ葉エキス配合の医薬品の説明欄にも、「晩寝て朝になってもむくみが回復しない、または脚以外の部位がむくむ場合は医師の診察をおすすめします」と記載されていますね。
あくまでも一過性の症状の緩和に役立つ成分ですので、少しでも自分の身体に異変を感じた方はお近くの病院を受診して専門医に相談してみましょう。
ただし、上記の症状は病気としても重篤なものですので、注意はしつつも普段のむくみ対策には赤ブドウ葉エキスが有力な選択肢のひとつです。
赤ブドウ葉エキスがおすすめの人
足のむくみは、女性の天敵と言っても過言ではありません。
立ち仕事やデスクワークをしている女性ほど、筋肉の緊張で血液の巡りが悪くなって足のむくみの症状が悪化していきます。
そこで、赤ブドウの葉から抽出される赤ブドウ葉エキスは、次のような悩みを持つ方におすすめです。
・足がパンパンにむくんでブーツや靴が履きにくくなる
・立ち仕事やデスクワークによる足のむくみを身体の内側から何とかしたい
・下半身全体が重くてだるいような状態が続く
・血管浮きや静脈瘤を予防して健康的な身体のラインを目指したい
日常生活が原因で引き起こされる足のむくみを何とかしたい女性に、赤ブドウ葉エキスを含むサプリメントが向いていますよ。
もちろん、女性だけではなく男性でも足のむくみで悩んでいる方は少なくありません。
デスクワークの時間が増えて歩く機会が減った現代人は男性でも足のむくみを実感しやすいので、血管を強化して血流を促す赤ブドウ葉エキスを摂取すべきです。
赤ブドウ葉エキスのおすすめの摂取方法
「じゃあどうやって赤ブドウ葉エキスを摂取すればいいの?」と疑問に思いますよね。
赤ブドウ葉エキスの摂取方法は、健康補助食品(サプリメント)と医薬品の2種類に大きく分けられます。
どちらでも運動不足や立ち仕事による足のむくみに効果を発揮してくれますが、結論を言えばサプリメントの方がおすすめです。
なぜサプリメントで赤ブドウ葉エキスを摂取した方が良いのか、医薬品とは違うメリットについて見ていきましょう。
・内服薬や外用薬とは違って副作用のリスクが極めて少ない(アレルギーのリスクはあるのでその点は注意)
・赤ブドウ葉エキス以外にも、むくみの緩和や血流アップに欠かせない他の成分を同時に摂取できる
・足のむくみの症状や個人の体質に合わせて、自由に飲む量を変えられる(一日の目安量以上に摂取するのはNG)
・自分の好きなタイミングや時間帯に摂取できる(長く継続しやすい)
サプリメントにもアレルギーのリスクはあるものの、内服薬とは違って安全性は高くなっています。
サプリメントの種類によっては赤ブドウ葉エキスに加えて、明日葉やショウガ、コーンシルクなどの血流を促す成分や栄養素をバランス良く摂取できますので、身体の内側からむくみにくい体質を手に入れたい方にピッタリです。
むくみ対策を中心にしつつ、複数成分でより総合的に健康を目指せるのがサプリメントというイメージです。
赤ブドウ葉エキスが配合された健康補助食品はインターネット通販を中心に数多く販売されていますので、成分の含有量や価格で比較して自分に合う製品を探してみましょう。
赤ブドウ葉エキスを含む医薬品はある?
サプリメントではなく、有効成分の赤ブドウ葉エキスを含んでいる医薬品を摂取するのも選択肢の一つです。
サプリと同じように軽度の静脈還流障害による足のむくみに効果を発揮しますが、赤ブドウ葉エキス配合のOTC医薬品を服用するに当たって次の3つの注意点があります。
・15歳以上と年齢制限がある
・かぜ薬や解熱鎮痛薬と併用できない
・5日間位服用しても症状が回復しない時は服用を中止する
赤ブドウ葉エキスの医薬品を継続して服用すべきなのか中止した方が良いのか判断できない場合は、一度医師に相談してみましょう。
まとめ
以上のように、赤ブドウ葉エキスは女性の大きな悩みである足のむくみを和らげる効果が期待できます。
日常生活の中で、足のむくみやだるさを引き起こしやすい人におすすめですね。
赤ブドウ葉エキスを含むサプリメントは増えていますので、ぜひ一度飲んでみてください。