毎日の食生活で、脂質や動物性脂肪などを取り過ぎている日本人はかなりの数にのぼります。
脂質は私たちが生きていく上で重要な栄養素ですが、あまりにも摂取量が多いと肥満や高血圧などの生活習慣病のリスクが高まりやすいので注意が必要ですね。
そこで、脂質を多く摂取する傾向のある現代人には、中性脂肪や血糖値の上昇を抑える効果が期待できる「ターミナリアベリリカ由来没食子酸」が適しています。
「ターミナリアベリリカ由来没食子酸」が一体どのような成分なのか、効果や効能を中心に見ていきましょう。
目次
ターミナリアベリリカ由来没食子酸で得られる2つの効果や効能
ターミナリアベリリカとは、インド発祥の3大果実のひとつです。
日本ではあまり馴染みがありませんが、ダイエットをサポートする果実として注目を集めていますよ。
この果実を元にして作られた機能性関与成分のターミナリアベリリカ由来没食子酸は、脂質を多く取り入れる傾向のある現代人にピッタリです。
食生活の変化により、脂質の占める割合は1975年に22.8%だったのが2015年には29.6%まで達しました。
三大栄養素の一つである脂質には、次の4つの働きがあります。
・人が生きていく上での重要なエネルギー源になる
・ホルモンや細胞膜、核膜を構成する
・臓器を保護して機能を助ける
・脂溶性ビタミンの吸収を促す
タンパク質や炭水化物と共に重要な栄養素ですが、過剰摂取で生活習慣病のリスクが高まりやすいので気を付けねばなりません。
なぜ毎日の食生活で脂質を多く摂取しやすい現代人にターミナリアベリリカ由来没食子酸が向いているのか、期待できる2つの効果や効能をチェックしておきましょう。
中性脂肪の上昇を抑制する
脂質を過剰摂取する傾向がある人は、同時に中性脂肪の数値も高くなります。
私たちの身体についているブヨブヨした贅肉の大部分が中性脂肪で、エネルギー貯蔵庫としての役割を果たすのが特徴ですね。
しかし、脂質の過剰摂取で中性脂肪の数値が高くなると、次のようなリスクがあります。
- 一度中性脂肪が増えると今度は中々分解できなくなる
- エネルギーに変換されない中性脂肪が増える
- 善玉コレステロールが減って悪玉コレステロールが増える
- 血管にコレステロールが付着して血液がドロドロになる
- 「高脂血症」「動脈硬化」「狭心症」「心筋梗塞」といった病気の発症の恐れがある
そこで、中性脂肪の数値が気になる人は、ターミナリアベリリカ由来没食子酸の摂取が視野に入ってきます。
機能性関与成分のターミナリアベリリカ由来没食子酸は、食事で取り入れた脂肪の吸収を抑えて中性脂肪の数値が上昇するのを抑制する効果が期待できます。
つまり、日常的に脂質の摂取量の多い日本人には、ターミナリアベリリカ由来没食子酸がピッタリというわけです。
もちろん、ターミナリアベリリカ由来没食子酸で医薬品のような効果を得るのは難しいため、中性脂肪を減らすには下記のように生活習慣も同時に見直す必要はあります。
・「糖質60%」「タンパク質15%~20%」「脂質20%~25%」とバランス良く栄養素を摂取する
・お菓子やジュースなど、糖分の入った甘い食べ物や飲み物を控える
・血液をサラサラにする効果を持つEPAやDHAが入った青魚を意識して食べる
・ウォーキングやジョギングを中心に軽い有酸素運動を取り入れる
不規則な食生活や運動不足を改善して、理想の体型を手に入れながら健康体をキープする努力をしてみましょう。
食後の血糖値の上昇を穏やかにする
インド発祥のターミナリアベリリカ由来没食子酸は、中性脂肪に働きかけるだけではありません。
ターミナリアベリリカ由来没食子酸の摂取により、食事に含まれている糖分の吸収を抑えて食後の血糖値の上昇を抑制する効能も期待できます。
血糖値の高い高血糖の状態が続くことで、身体にどのような弊害があるのかも要チェックです。
①血糖を上手く細胞に取り込むことができないと血糖値が高い状態になる
②全身の血管がダメージを受けて細い血管(細小血管)が障害を受ける
③網膜症や腎症、同時に末梢神経に悪影響が及んで足の壊疽の原因になる
血管にダメージが加わると、「動脈硬化が進行する」⇒「狭心症や心筋梗塞に繋がる」といったリスクもありますね。
命に関わる病気を未然に予防できるのがターミナリアベリリカ由来没食子酸の摂取で期待できる嬉しい効果のひとつ。
ターミナリアベリリカ由来没食子酸の血糖値上昇抑制作用は、臨床試験でも確かなデータが出ています。
(参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000012067.html)
肥満やメタボに悩む方は、ターミナリアベリリカ由来没食子酸を取り入れてみましょう。
ターミナリアベリリカ由来没食子酸がおすすめの人
日頃から意識していても、バランスの良い食生活を送るのは難しいですよね。
ついつい脂質の多い食べ物を食べすぎてしまうことは誰にでもあります。
そこで、下記の4つに該当する人にはターミナリアベリリカ由来没食子酸がおすすめです。
・病院でメタボリックシンドロームだと診断された
・普段の食生活で脂質の多い食べ物をたくさん食べる傾向がある
・加齢による影響で食後の血糖値が気になりだした
・身体に負担の加わらない方法でダイエットを継続したい
ターミナリアベリリカ由来没食子酸を摂取しても、みるみるうちに体重が落ちるなんて効果はありません。
それでも、身体の内側からメタボや肥満を中心に生活習慣病を予防したいのであれば、ターミナリアベリリカ由来没食子酸を摂取して体質改善を図ってみましょう。
ターミナリアベリリカ由来没食子酸のおすすめの摂取方法
インド発祥の果実のターミナリアベリリカをそのまま食べるのは現実的ではありません。
コンビニやスーパーで気軽に購入できる果実ではありませんので、ターミナリアベリリカ由来没食子酸を含むサプリメントによる摂取方法がおすすめです。
毎日目安量のサプリメントを飲んでターミナリアベリリカ由来没食子酸を摂取していれば、食後の中性脂肪や血糖値の数値の上昇を抑えることができます。
どのくらい信頼のおける成分なのかも見ておきましょう。
ターミナリアベリリカ由来没食子酸の安全性に関しては、次のように評価されていました。
・米国ハーブ製品協会監修の「BOTANICAL SAFETY HANDBOOK Second Edition」で、適切に使えば安全に摂取できるハーブのClass1に分類されている
・厚生労働省が実施した「既存添加物の安全性の見直しに関する調査研究」で、人体の健康に有害な影響を及ぼす毒性はないと結論付けられている
・ラットによる試験やヒト12週長期摂取、4週過剰摂取試験を実施した結果、安全性の懸念になる情報は認められなかった
参考:https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41712070030103
副作用のリスクは限りなく低くなっていますので、中高年や高齢者にもターミナリアベリリカ由来没食子酸のサプリメントはおすすめですよ。
私たちは年齢を重ねるにつれて生活習慣病のリスクが高まるため、サプリメントを使って体質改善を図ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上のように、食後の中性脂肪の数値や血糖値を抑えたい人に機能性関与成分のターミナリアベリリカ由来没食子酸は向いています。
ターミナリアベリリカ由来没食子酸は、ダイエットや生活習慣病の発症リスクを低くするなどの効果や効能が期待できる成分。
自分の身体は自分の力で守らないといけませんので、メタボや肥満で悩んでいる方はぜひターミナリアベリリカ由来没食子酸を含むサプリメントを飲んでみてください。